車を買取ってもらうときには、必ず査定をしてもらうと思います。
買い取る側としても、査定をせずに買取金額を算出することはできませんので、買取業者が現車の状態を確認し、買取相場と比較した上で車の査定額が算出されます。
しかし、その査定額が適正かどうか?
ここが車を売る側からすると、判断が難しいところです。
査定金額が適正かどうか判断するためには、自分の車の買取相場を把握しておかなければいけません。
買取業者の言い値で構わないのであれば、査定金額を気にする必要はないかもしれませんが、ほとんどの方は出来るだけ高く自分の車を売りたいと思うのではないでしょうか。
逆に買取業者としては、出来るだけ安く買い取り、買い取った車を売るときには出来るだけ高く売ることにより、利益をだしていることは想像できると思います。
査定方法にも色々ありますが、基本的には減点法で査定をすることが多いです。
まず 基準価額として、年式や色などでその車の基本的な買取相場が大体決まってきます。
そこから、走行距離や外装の状態、走行距離が多ければ、車の買取査定額が下がって行きます。
キズや凹みなどが多ければ、その状態によっても車の買取査定額が下がって行きます。
内装のへたりやキズ、破れ、臭い、喫煙の有無、ペットの同乗歴などによっても変わります。
他にも査定内容は色々ありますが、査定に大きく影響するのは、大体この辺の項目です。
中古車の場合、今まで乗られて来た方の乗り方や扱い方により、同じ年式、同じ車種、同じ色、同じグレードだとしても、状態が一台一台違いますので、査定をする人の見方によって、買取査定金額に多少のバラつきが出てしまいます。
買取査定金額にバラつきがあるとは言えそれ程大きなバラつきはないかもしれませんが、上にも書いたように、まず車を売ろうとしている自分が、自分の車の買取相場を分かっていないと、買取査定金額が妥当なのかどうか が分かりません。
買取査定金額のバラつきも踏まえた上で、売る側が出来ることは、事前に買取相場を調べておくことです。
その場合一社だけではなく、複数の業者から査定をしてもらうことにより、よりその車の買取査定額が正確に分かります。
複数の業者から査定をしてもらうことにより、どこの業者に買い取ってもらうか選択肢が増えますので、場合によっては交渉次第で買取金額を上げてもらうことも出来る場合もあります。
その為には、しつこいようですが事前に買取相場を調べておくことが重要となります。
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